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雲取賞はザマローレル 

自分が競馬を見始めた時に走っていた馬って何か特別に感じるんですよね。私が初めて行った競馬場は川崎競馬場です。その時の最終レースに出ていたのがザマハヤブサという馬で、どういうわけかこの馬とは馬券の相性が良く、何度も死の淵から救い出してくれました(笑)。ザマハヤブサはメリーナイス産駒の先行馬で決め手はないけども粘りでかんばるタイプでした。川崎でのそのレースは直線入り口で見ていたのですが、コースとの距離が近いだけにあの迫力はすごいですよね。ザマハヤブサの息遣いが手に取るように伝わってきて、それは今でも忘れることができません。しかし当時のことですからザマハヤブサがいつ出走するかなんて知ることができず、まさか後にしらさぎ賞を勝つとは思ってもみませんでした。その後ザマハヤブサを見かけることがなくなってしまい、7年後にNRAのデータベースで検索したところ愛知から高知へと転厩して98年に引退していました。好きな馬を作らない自分にとっては一頭だけの思い出の競争馬です。ザマハヤブサが勝った翌年のしらさぎ賞は浦和まで見に行きました。それがまた暑い日でして。ノムラテンカムテキという馬が勝ったのですが、その馬パドックで汗ダラダラで、レースではミスプロ系らしく飛ばして押し切ってレコードだったのですが、その表彰式でオーナーさんもまた汗ダラダラで(笑)、ハンカチで汗を拭き拭きそれは大変そうでした。

雲取賞

前走浦和のニューイヤーカップでまくっていったのとはうって変わり、ほとんど直線だけの競馬で最内から一頭だけ38秒台の上がりを使って突き抜けました。スローペースで先頭のキョウバチャンプから後方のザマローレルまでが固まっていたためにこの馬の決め手を十分に活かせる展開となったのでしょう。また、ブラックムーンが凡走してしまったために、他の出走馬との実力差を際だたせるようなレースになってしまいました。パドックでのザマローレルはニューイヤーカップに引き続き良い状態をキープしているようでした。サクラローレル産駒にしてはずんぐりむっくりした馬体でこういう馬はダートでも走るのでしょうね。対してブラックムーンはあまり良い状態には見えませんでした。東京2歳優駿牝馬のパドックを見ていないのでなんとも言えないのですが、毛艶も今一つで馬体のハリや集中力なども今一歩。とても実績を上げてきた馬には思えませんでした。一叩きしてこれからということでしょう、次走で大きく変わってくるのでしょう。

ザマローレルの牝系は1932年に輸入されたパプース(1928)から続くものです。一族からはこれと言った活躍馬はいないのですが、割と近いところではシタヤロープ(1972)が全日本3歳優駿や黒潮杯などを勝っています。当然私は知っているわけもないのですが、メルボルン二世さんのブログで当時の全日本3歳優駿の記事を紹介されています。メルボルン二世さんの所でここ数日大変楽しませていただいています。昔の写真を見るのは本当に楽しいですね。

ザマローレル五代血統表

ザマローレル

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フェブラリーS ブルーコンコルドは2着 

GⅠというだっけあって暴走とまではいかないまでも集団で先頭を形成し息を入れるところがない厳しい流れになりました。先行集団にいた馬達は全滅、少し離れた後ろにいた馬達が展開利を生かした感じで3,4着。それらの外にいた2頭が1,2着だったので、どのくらいの決め手を持っているかが勝敗の明暗を分ける結果となりました。


1着 サンライズバッカス

やはりというか、伸び上がるようにスタート。完全に出遅れ癖がついていますね。その後少しおっつけて位置取りを上げました。この位置が絶妙で気難しい面のあるこの馬にストレスがかからないような見事なポジションでした。直線に入ってからは外に出したい時に出せて、仕掛けたい時に馬が反応し、35.0の上がりで他馬を抜き去りました。安藤騎手の手腕は見事と言う他なく、追い出しのタイミングと反応の良さがブルーコンコルドとの差となったのではないでしょうか。


2着 ブルーコンコルド

あれだけ調教を増やし輸送までして+8kg。それでいて太め感はないとなると今にきてようやく充実してきたと考えなければなりません。例えは悪いのですがちょうど朝日杯のローレルゲレイロのような感じですね。パドックを見て自分で書いた記事のことを後悔しました。こういう馬は絶対におさえないといけません。しかしまさか7歳でこんなことが起こるとは・・・。オフサイドトラップのことが脳裏によぎりましたよ。この馬とは遠いながらも同じ牝系なんですね。マイルのGⅠは全て左回りですが地方の馬場ならサンライズバッカスは問題にならないでしょう。しかしもたれるのはもちろんですがもう少し早めに動けるようにしないとせっかく本格化してもヴァーミリアンと当たって一度も勝てないということになりかねません。馬自体の問題なのか鞍上の問題なのかわかりませんがぜひとも解消して欲しい問題です。

6着 シーキングザベスト

元々早めに抜け出して勝負するタイプで今日のような厳しい流れになるレースでは難しいですね。パドックで見た調子は多少気負ってはいましたが維持しているという印象で良くなっても悪くなってもいないという感じでした。もっと前につけて強引な競馬をしても、今回のようにある程度控えて行ってもどちらにしても難しいでしょう。GⅠでこの馬を選択したことは完全に間違いでした。

9着 シーキングザダイヤ

グリーンchではGⅠの時だけ前走のパドック映像を流してくれるのですが、ほんの少し落ちてるという程度で大きく変わったというようには見えませんでした。去年の上がりが良馬場で36.7、今日の上がりは不良馬場で35.7。こんなものではないでしょうか。いつもどおりとまではいかないまでも走っていると言えるかもしれません。